施工実績

ご提案

体育館をいつまでも快適にご使用していただくために

1.日常の清掃管理について
・体育館使用前後は体育館専用モップで乾拭きをし、集まった埃を塵取りなどでとってください。
・埃が付着したモップは性能が低下しますので、定期的にクリーニングすることをお勧めします。
・水拭きは行わないでください。水分がフローリングの収縮や反り返りの原因になります。
飲み物等をこぼしてしまった時は速やかに固く絞った雑巾でふき取り、その後乾拭きをしてください。


2.定期清掃・メンテナンスについて
・年に2~3回の定期清掃をお勧めします。モップで取れない汚れや油膜を除去し、ウレタン塗装本来の性能を回復します。
・ワックス塗装は絶対に避けてください。ウレタン塗装はスポーツ競技に適したスベリ係数に設計されており、その性能が損なわれてしまいます。その上ワックスを塗り重ねますと、汗や油分などの汚れを閉じ込めてしまいとても不衛生です。
・ワックス塗装をした床は再びウレタン塗装ができません。ワックスに含まれるパラフィン系(ろう)成分がウレタンをはじいてしまうためです。そのためメンテナンス時に余計な工期と費用がかかる場合があります。


3.ラインテープを張る場合
・ウレタン塗装は完全に硬化・定着するまでに時間がかかります。そのため塗装後3か月はラインテープの使用を避けてください。また、市販されているライン専用テープ以外は貼らないでください。
・ラインテープを張ったら長くても5~7日以内に剥がすことをお勧めします。長期間貼りっぱなしにすると塗装面と固着して塗膜の剥がれやフローリングのささくれの原因となります。
・ラインテープにはポリ系とビニール系があり、直線はポリ系。曲線はビニール系が適しています。
また粘着剤にはゴム系とアクリル系があり床面に貼る場合はアクリル系の方が剥がしやすく床にやさしいです。
注意)ラインテープを張ることを推奨しているわけではありません。


体育館を常にベストな状態に保つお手伝いをさせていただけると幸いです。
ご不明な点がありましたら何でもお問い合わせください。


研磨塗装工事をご存知ですか?
傷ついたり古くなったフローリングは表面を研磨して塗装することで美しくよみがえります。
状態によってはフローリングの貼替をせずに再生できる場合もあります。


ワックスを塗り重ねていませんか?
ワックスを塗ると一時的にきれいになったように思いますが、剥離作業を行わないワックス塗布は汚れを閉じ込めてしまい不衛生なだけではなく、床がとんどんくすんでいきます。
またワックスの剥離と塗布を繰り返すと剥離剤によりフローリングは水分を吸い膨張し、乾燥すると収縮します。それによりフローリングに隙間や段差が生まれ汚れが間にたまります。
フローリングのメンテナンス塗装にはウレタン塗料が適しています。


ウレタン塗料とは?
ウレタン塗料はウレタン樹脂を主成分とした塗料です。塗膜(塗装により形成される層)は適度に柔らかくひび割れが起こりづらく、仕上がりは光沢があるのが特徴です。
水溶性と溶剤(油性)があり、状況に応じて使い分けますが、近年では施工性が良くにおいが少ない為水溶性が好まれる傾向にあります。


研磨塗装のメリット
研磨によりケガの原因となるフローリングの段差や傷を取り除き、フロア全体を平らにします。
研磨をすることでわかるフローリングの割れや浮き上がりを発見できることもありケガの防止にもつながります。
ウレタン塗料を使いますので塗り重ねができるうえに塗り重ねても美しさを保ちます。
新しく塗装をすることで床面を衛生的に保ちます。


研磨塗装のデメリット
ワックス塗布作業よりも工期がかかり、コストも高いことです。


だからこそ維持管理のお手伝いをさせていただきたいのです。ウレタン塗装を行うと、日常の清掃と年に1~2回の特別清掃だけで床をきれいに保つことができます。
ワックス塗装の費用もかからなくなるだけでなく、塗り重ねや剥離剤によるダメージもなくなります。将来的な貼替工事のリスクを減らせるのです。
大型連休を利用しての作業や、ご予算に合わせて1部屋ずつの施工などいろいろな状況に応じたアドバイスをさせていただきます。


よりよい環境づくりのお手伝いをさせていただけると幸いです。

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